お知らせ

水産学習館ガイド【8】小型魚水槽コーナー 60cm水槽④

私たちが「60cm水槽右下」と呼ぶ水槽です。

ヒガシニホンアマガエル

この水槽には「ヒガシニホンアマガエル」が展示されています。
この種類は長い間ニホンアマガエルとされてきましたが、2025年に近畿地方以東の個体群が別種であることが発表されました。発表された年は2025年、つい最近です。
ニホンアマガエルとの違いですが、後ろ足大腿部の一部分にヒョウ柄のまだら模様がある事が特徴で、ニホンアマガエルにはこの模様のない個体が多いそうです。
といっても、長い間1つの種類とされてきたアマガエルですから、簡単に見分けられるという訳でもなさそうです。
ぜひ皆さんもヒガシニホンアマガエルについて調べてみて下さい。

このカエル、展示になかなか苦労しました。
木の上が好きな習性を持った種類なので、流木を入れて展示を始めました。ところが、流木の上部を水槽の角に立てかけていたので、カエルが水槽の角に集まってしまい「どこにいるのかわからない」という状態になってしまいました。
そこで流木を立てかける場所を水槽の角から中央に変えてみたのですが、これが大成功!ちょうど目立ついい位置にカエルが集まるようになりました。
どの生物も隠れられている状態が落ち着くのは共通しています。私たちは「生物が安心できて、お客様も見やすい」という展示方法はないだろうかと、毎日試行錯誤しています。
水槽をご覧になる時に、そういった「飼育スタッフの苦労」を想像しながら観察いただくと、また違った視点からいろいろなものが見えてきておもしろいかもしれませんね

ヒガシニホンアマガエル
水槽の角(上側)にいると見つけにくい
流木の木組みを変更することで、見やすい位置にカエルが来るようになった

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